elin ゲーム序盤に知りたかったこと
elinは広大なシステムを理解し味方に付けていくのが面白いゲームだが、初心者には説明不足に感じることが多い
理想的にはシステムの複雑さに応じた手厚いチュートリアルがあるとよいが、過去作elonaでは実質的に有志wiki頼りになっている
本作は過去作elonaと比べればかなりチュートリアルが手厚くなっている。しかし2024年にsteamで有料タイトルとしてリリース予定であり、多くの初見プレイヤーの目に触れることを考えるとまだまだ足りないという印象。
elonaは序盤の難解さからゴミ箱にダンクするまでがチュートリアルなどと言われたこともありますが、流石に現代の有料ゲームでそういう風評が広がっても良い評価には繋がらないだろうなと思います
ヘルプはすでに作り込んであるので、あとは中身を充実させ順次開放するだけでも大分良くなりそうです
批判的な意図はありません
むしろ本リリースまでにより良いタイトルになることを応援しています
今の開発速度を見ているとelinのコンテンツそのものは素晴らしいものになる確信がありますが、シリーズ初心者の方が挫折しないように(そして不幸な低評価レビューがsteamに並ばないように)ゲーム内チュートリアルやヘルプを充実させた方がいいのでは無いかというのが私の意見の要約です
開発リソースに限りがあり、取捨選択しなければならないことも理解しています
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ここでは特にひもじいゲーム序盤において、知りたかったことを書いておく
ちゃんとゲームにチュートリアルとして書いてほしいことと、そうでもない攻略情報が混在している
チュートリアルを用意するかヘルプドキュメントに書いてほしい要望には/icons/alert.iconマークをつけてあります
あくまで自分が知っておきたかったことを随時更新予定
執筆現在クローズドアルファテストであり、変わっている可能性があることに注意
一応過去作elonaはすくつに潜り始めるくらいまではプレイ済み
キャラクリエイト時、魔法使いは専門領域がとても重要
専門領域の属性の魔法が良く店頭で売られるようになり、それ以外はレアになる
あとダイスボーナスもあるらしい?
専門領域はキャラ作成時に一部変更が効くので、2キャラ目以降はよく考えると良い
アイテムを破壊する炎や冷気属性を外して、代わりに混沌属性とか取っておくといい
ピアニスト×魔法系種族は音幻惑神経で強い
魔法の弾数が少ないときも投擲でエコできる
神官×魔法系種族で混沌を取ると強い
神聖は意思依存
神聖が専門領域だと回復魔法が販売されやすいという説がある(未検証)
神官のスタミナ減りづらいフィート快適で好き
使いたいアイテムは「手に持つ」をしないといけない
/icons/alert.icon これはチュートリアルでもう少し触れてほしい
elinでは、「手に持つ」とそのアイテムを使ったインタラクトできるようになる
ゲームを始めると色々インベントリやショートカットがあるのがわかるだろうが、それらにアイテムを入れているだけで駄目で、現に使用できるのは「手に持つ」状態になっているものだけ
画面右下端っこにある装備のインベントリは別。これらはそこに置いただけでステータスに影響を与えてくれる。
すでに地面にあってインタラクトできるものは特別なショートカットを与えられているだけで、基本は手に持たないといけないと考えるとわかりやすい
コンテナの設置のためにはまず手に持たないといけないのだが、ここの説明がなくてわかりづらい
木箱や樽のようなコンテナ系には権限という概念がある
ゲーム中で説明されてるけど大事なことなのでメモ
コンテナを設置してから、右側の▼ボタンを押すと個人用から共有コンテナに変更でき、全ての住人がアクセスできるようになる
最初は設置の仕方が分かりづらいと思うが、コンテナを設置するにはコンテナを手に持つ必要がある
食料や装備があるとそれを持ち出すようになるし、仕事に必要な素材も自動的に消費される
発見した物資や仕事の成果物も納入されることがあるから、残り容量は開けておく必要がある
設定をいじれば特定カテゴリ専用のコンテナや、優先的に使われるコンテナも設定できる
拠点で一度設置されたコンテナにアイテムを収納しておけば、あとは自動整理ボタンを押すだけで同じアイテムをその箱に片付けてくれる。そして共有コンテナのアイテムはクラフト時に自動で消費される。
クラフト時に表示されている必要な素材アイコンをクリックすると、利用可能な別の素材に切り替えることができる
/icons/alert.icon elinは今のところ全体的にUIやパラメータの見方の説明が少ないので、もっと充実してほしい
例えばカスタムホットバーがどこのことなのか最近知った
画面左上のヘルプやレシピ検索やメモが並んでいるところ。マウスオーバーしてみるとメモの下の空間が空きスロットであることがわかる。そこをクリックすると特殊なメニューへのショートカットを置ける。
過去作と比べるとステータスをマウスオーバーすると詳細が出るなど、素晴らしい改善も多々あります。しかし、例えば「DV/PV」や「潜在能力」という用語が出てきてもそれが何なのかという説明はゲーム内にありません。こういう既プレイヤーにしか伝わらないところを地道に潰していけばより良くなっていくと思います。
お金やゴールドは画面右下の財布に入っている
/icons/alert.icon 最初気づかなかった
あのアイテムどこ行った?と思ったら案外財布に入ってることも
煩わしい人は財布の設定をいじってカテゴリを貨幣のみにしよう
財布も拠点にある箱と同じただのコンテナで、財布がおいてあるインベントリはショートカットにすぎない
お金も他のものと変わらない(スタックされた)アイテムとして表現される
すぐにデフォルトの財布が小さくて困るようになるので、拠点に届く小さい箱を財布代わりに持ち歩くのおすすめ
松明などの光源は画面右下の光源スロットに入れておく必要がある
前作からのお約束だが、ペットは少女がおすすめ(人は装備可能な部位が多い=強い)
請求書はミシリアかパルミアの納税箱に入れる
ミシリアは初期地点から街道沿いに南東
/icons/alert.icon 初回はチュートリアルで納税箱を指してほしい、ミシリアの納税箱の場所が分からなくてしばらくさまよった
納税箱は市長のいるところ(町?銀行?の看板がある店舗で、電飾が点滅している台の上に乗っている箱)
依頼をこなすともらえる家具徴収チケットを貯めて手に入れれば、自宅で納税でき便利
美食家フィートは食べ物で上がる能力のヒントなどがもらえて便利
このフィート、取得可能なリストに現れたり消えたりするので、選択肢に現れたら必ず取得しておこう
依頼について
依頼は各町の依頼掲示板で受注できる
特定モンスターの討伐はまずそのモンスターに出会うのが難しいのでおすすめしない
配達依頼は失敗時のカルマへのペナルティが大きい(-20)ので序盤は注意
配達依頼自体は手軽に稼げてよいので、確実に遂行できるならおすすめ
長時間のプレイで雑になるとうっかり日付が短いものを受注したり、食糧の配達物をオートで食べてしまったりして、犯罪者になってしまうことがある
インコグニートが用意できないうちに犯罪者になると、無理やりガードがいないところをすり抜けて依頼受注したり寝たりしないといけないのでかなりプレイが面倒になる
一応elonaでは犯罪者時に倒されて這い上がるとカルマ回復した
失敗しづらい周辺の魔物討伐依頼で20以上のカルマを稼いでから配達を始めると良い
周辺の魔物討伐依頼系はカルマのペナルティも-3程度
最序盤(子犬の洞窟とナイミール攻略前までに)やるべき目標
クラフトと依頼をこなしながらお金をため、少女と自分の装備を一通り整える
スキルを揃えるため、依頼をこなしながら各町のトレーナーを制覇する
ついでに街歩きして全住民に話しかけるとその街で何ができそうかわかり、今後につながる
NPCの興味がなくなるまで話しかけ続けることで、交渉術の経験値も稼げる
スキル習得後もトレーナーに追加で支払うことでスキルの成長速度を高めることができる
レベルを積極的に上げたいスキルに集中して注ぎ込むといい
/icons/alert.icon 行動に対応したスキルがないと幾ら行動しても上達せず時間が無駄になってしまうことと、スキルは町のトレーナーが教えてくれることはゲーム内で説明しておいたほうが良さそう
初見で模索することもまた楽しみなのでリンク先ネタバレ注意
鎌を作りたい→インゴットが欲しい→石では作れないようだ→恐らく野原の大きな岩やネフィアの鉱脈を掘ればいいんだろうけど掘れなくてつらい
これ序盤あるあるであり、最初の壁の一つだと思う
家具徴収チケット
依頼をこなすと稀に入手できる
チケットの名前で指定されている街にて、マップ上の家具をチケットと引き換えにカルマ消費なしで手に入れられる
チケットを手に持って、ほしい家具にマウスオーバーで必要枚数が出る
これ序盤は重要アイテム
クラフトが追いついてないアイテムでも、依頼をこなすことで入手できるから
特に制作に使えるツールは1枚で交換できることが多い
おすすめ
納税箱
自拠点で納税できるようになるのでミシリアかパルミアの依頼は積極的にこなそう
制作に使えるツール系のうち、まだレシピや素材の入手経路がわかってないもの
ベッド
養蜂箱
養蜂場を作るのに必要
ミシリア、ルミエストにある
パーティ対象の魔法を指定したパーティメンバーに唱える方法
デフォルトだと、アビリティから回復やバフ魔法系を右クリックすると自分にしか使えない
まず、「設定 > ゲーム > 一般 > ターゲット不要のアビリティはホットキーで直接使用する」 をオフにしよう
これをオフにすると、ホットバー(画面右下の数字が割り振られているバー)にある回復魔法なども手に持つようになるので、あとは右クリックでパーティを対象に取ればよい
これをオフにしない場合、数字のホットキーを押すとすぐ自分に使ってしまうので、マウスホイールで選ばなければならない
数字のホットキーとマウスホイールで挙動が違うのは一貫性がなく、わかりづらい
ホットバーを使わずアビリティから直接魔法を使う場合、右クリックするのではなく、先に中央マウスボタンを長押しする
ただし、これは「設定 > ゲーム > 一般 > 中央マウスボタン長押しでインベントリのアイテムを持つ」 をオンにする必要あり
/icons/alert.icon 執筆現在、「設定 > ゲーム > 一般 > ダブルクリックでインベントリのアイテムを持つ」の方はアビリティに適用されていないようなのでバグ報告しておく
マウスの相性上中央マウスボタンが押しづらい人は、エミュキー(E, R, Tがそれぞれマウスの右クリック、中央クリック、左クリックに対応している)の使用をおすすめする
序盤の食料確保と金策
農業を始めて金策を回せるようになるまでが序盤の目標みたいなとこある
初見で模索することもまた楽しみなのでリンク先ネタバレ注意
フィールドの屋根が大きすぎて見づらい時は「屋根切り替え」を使う
屋根が派手な建物は見栄えは良いもののフィールドが隠れてしまって見づらい
自拠点以外も、ミシリアのクリムが生えている通りとかも見づらい
屋根の下に入り込んでちょっと待つと屋根が非表示になるが、その入り込んだ判定になる場所も探らなければならず手間なので、「屋根切り替え」を知っておくと快適になる
「屋根切り替え」機能は執筆時点では中央マウスボタンの長押しに割り振られている
バージョン更新でデフォルト設定が変わっても、「設定 > 入力 > ボタン機能(冒険)」から任意のマウスクリックに割り振れるはず